カテゴリ:books( 31 )

Books 妻篇

『もう少しむこうの空の下へ』 椎名誠
『海ちゃん、おはよう』      同上

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椎名さんの本は、学生時代から夫に借りてよく
読みました。
旅の話や、サラリーマン時代の話、子育て話
などジャンルが広く、どれも椎名さんが語りかける
ような男らしい文章で書かれているところが好きです。
心が温かくなったり、ちょっと切なくなったり・・・
読む度に、自分の感じ方の微妙な変化があります。(妻)
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by southern-sea | 2008-11-05 19:07 | books

Book 妻篇

『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロ

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近い将来に訪れそうな仮想の世界。
優秀な介護人キャシー・Hの子供時代から
大人になるまでのことが描かれています。
じわじわと真実が明らかになっていき、
そこが読みどころなので、これから読む方の
ために詳しくは書けません。
衝撃的!という感じではありませんが、
心がちくちく痛む作品。(妻)
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by southern-sea | 2008-10-20 20:45 | books

Books 妻篇

『ガラスの街』 ポール・オースター
『幽霊たち』        同上
『鍵のかかった部屋』    同上
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ポール・オースターのニューヨーク三部作です。
以前読んだものもありましたが、何しろ記憶力が
悪いので、正直、内容を忘れていました(汗)。

『ガラスの街』は、作家のクインが、探偵宛の
間違い電話を受けたことから、探偵になりすまし
スティルマンという男を偵察するお話。
クインの人生は、ちょっとしたきっかけから、
とんでもない方向に転がっていきます。
クインの内面考察が主ですが、一気に読み進めて
しまいます。読み終えた後は穴から出たような気分。

『幽霊たち』にも探偵が登場します。
ホワイトに依頼され、ブルーはブラックを向いの
アパートから見張ることになる。
ブルーはブラックという人物について空想し、
事件が起こるのではないかと期待する。
物語が終わっても、なぜ、どうしてそうなっちゃったの!?
とモヤモヤした感じ。
まるで幽霊を見ていたみたいです。

『鍵のかかった部屋』は、主人公が友人ファンショー
の遺稿(?)を出版し、ファンショーの軌跡を辿ろうと
するなかで起こったことにまつわる物語。
登場人物にオースター自身の人生が重ねられて
いるようです。
予想もしない思惑にはめられていくところや、
他の作品よりもややソフトな人生の転落がとても好みです。
今まで読んだオースター作品の中では、この
『鍵のかかった部屋』と『偶然の音楽』が好きだな。(妻)
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by southern-sea | 2008-10-15 21:53 | books

Book 妻篇

『ナイフ投げ師』 スティーヴン・ミルハウザー

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短編集なので、作品によって好みのものと
そうでないものがあり、☆四つもしくは
三つといった感じです。
見てはいけないものを見てしまったような、
異様な雰囲気の世界が広がっていきます。
筆者の想像する百貨店や遊園地が凄過ぎて
想像することができず、脳が混乱状態。
私は本を読むとき光景を画像のように思い
浮かべて読むので、SF度合いが強過ぎる
作品は少々苦手なのです。(妻)
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by southern-sea | 2008-10-08 22:26 | books

Book 妻篇

『やし酒飲み』 エイモス・チュツオーラ

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子供の頃からやし酒を飲むことにしか能がない
主人公が、妖術を使いながら、やし酒造りを
探す冒険物語。
主人公の行く手を阻む者や、手助けをする者
のキャラクターがアフリカっぽさを感じさせます。(妻)
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by southern-sea | 2008-09-17 20:59 | books

Book 妻篇

『アフリカの日々』 イサク・ディネセン

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デンマーク人女性の筆者が、植民地であるアフリカで
農園を営む際に、現地で体験したことを綴った作品。
アフリカの自然、人々の暮らしや西洋とは違う考え方
がとても新鮮で、色鮮やかな世界を想像させます。
あまり感情を挟まない淡々とした文章ですが、
西洋から見たアフリカを率直に表している感じです。(妻)
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by southern-sea | 2008-09-09 11:36 | books

Book 妻篇

『聖母の贈り物』 ウィリアム・トレヴァー

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12の短編集が収められた作品。
短編ながら、印象に残るお話が多いです。
どれも人生の重要な一コマを覗き見したような感覚を
覚えます。
話の展開も、どんどん予想を裏切る方向に・・・。
ノスタルジーと毒を備えた作品たちだと思います。(妻)
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by southern-sea | 2008-08-29 19:21 | books

Book 妻篇

『わが悲しき娼婦たちの思い出』 ガブリエル・ガルシア=マルケス

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『コレラの時代の愛』に引き続き、ガルシア=マルケスを
読みました。
川端康成の『眠れる美女』の引用が冒頭になされ、
「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、
自分の誕生祝いにしようと考えた」で始まるこの作品。
老人の少女に対する偏愛が、想像すらできない方向に
進むのでは・・・と身構えながら読みましたが、
ちょっと切ない純愛でした。
老いは後退だと捉えられることが多いと思いますが、
この老人は違います。
恋愛に関してくじけそうでも、前を向いて進んでいくのです。
現実にありそうでなさそうな物語。
そんな世界が好きな私です。(妻)
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by southern-sea | 2008-08-22 19:46 | books

Book 妻篇

『コレラの時代の愛』 ガブリエル・ガルシア=マルケス

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コロンビアを舞台に、一度振られた女性を半世紀以上
も愛し続ける男のお話。
夫に薦められて読んだのですが、かなり私好みの作品。
成長していく女性とは対照的に過去に固執する主人公。
「究極の愛」といった感じです。
愛の話というと恋愛小説のように聞こえるかもしれま
せんが、そう一言で片付けられる話ではありません。
男の個性、生活・恋愛における古風なスタイルが効いていて、
随所に出てくる「匂い」「臭い」が想像を掻き立てます。
花の香しい匂いが特に印象的でした。

この作品が映画化されるようで、主演はハビエル・バルデム
だそう。ちょっと興味がありますが、原作が良過ぎるから、
観るのがためらわれます。(妻)
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by southern-sea | 2008-08-08 18:39 | books

Book 妻篇

『マジック・フォー・ビギナーズ』 ケリー・リンク

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ここまでへんてこな世界のSFは初めてです。
現実世界(でも、へんてこな)にテレビ番組の主人公が
登場したり、バッグの中に別の国が存在したり、
なにかに取り憑かれた家に住み始めた家族の話など。
突拍子もない方向に話が進むので、その点面白いの
ですが、どうもSFは私の好みとは言えないようです。(妻)
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by southern-sea | 2008-07-24 20:05 | books